◆11番(
荒木田俊一君) それでは、私から
産業建設常任委員会の報告をさせていただきます。 平成24年6月15日、
産業建設常任委員会に付託になりました議案につきまして、平成24年6月18日午前10時から、20日午後2時から委員会を開催しましたので、その審査の経過と結果について御報告申し上げます。 出席委員は、2日間とも、熊谷副委員長、門脇委員、
佐藤直樹委員、安藤委員、青柳委員、稲田委員と私の7名全員であります。 説明のため参与として出席を求めた者は、門脇市長、
佐々木農林部長、
高橋農林部次長兼
秋田スギバイオエネルギーセンター所長、
後藤農山村活性課長、
高橋総合産業研究所長、
太田観光商工部長、
草なぎ観光課長、冨木仙北市TIC所長、
平岡商工課長、
中田角館樺細工伝承館長、
佐藤建設部長、
金谷建設部次長兼
都市整備課長、
武藤建設課長、
高橋下水道課長、
新山企業局長兼工務課長、
高橋企業局次長兼業務課長、
田口農業委員会事務局長ほか関係職員であります。 会議の書記には、
堀川議会事務局主任を任命いたしました。 案件は、本会議において付託されました議案3件であります。 それでは、議案ごとに御報告いたします。 議案第64号 仙北市
簡易水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について。 議案につきましては、関係当局より詳細な説明を受けました。 委員からは、
西明寺地区簡易水道により
田沢湖方面に拡張されることは市町村合併の効果である。神代地区の水源確保に向け、2月定例会では航空機等を使った電子探査による水源を探す手法もあるとの回答があったが、本年度の予算には計上されているのかとの質疑が出されました。 それに対し、電子探査に関する委託料は数千万円かかり、今年度の予算には計上してないが、それに向けた地質等の調査費として10万円の予算を計上しているとの答弁がありました。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 議案第68号 平成24年度仙北市
下水道事業会計補正予算(第1号) 議案につきましては、関係当局より詳細な説明を受けました。 予算の組み替えとの説明を受け、委員からは組み替えが必要となった理由についての質疑がありました。 その理由について、開発費や試験研究費などは、これまで繰延勘定として5年間に分けて経費として計上できたものが、今回の
地方公営企業会計制度の見直しにより、単年度で計上することと改正されたことに伴う予算の組み替えであるとの答弁がありました。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 議案第70号 仙北市
公共下水道田沢湖浄化センターの再
構築工事委託に関する基本協定の締結について。 議案については、関係当局の詳細な説明を受けました 委員からは、大きく分けて次の点について質疑が出されました。 1点目として、補強する部分について、これから先どれくらい稼働可能なのか、また、その後の考え方はあるのか。2点目として、委託先としての日本下水道事業団となっているが、他に委託先となるところはないのか。1カ所だけでは競争原理が働かないのではないか。3点目として、新設するとなればどれくらいの金額がかかるのか。 以上のような点について、当局からは次のような答弁がありました。 補強については、土木の耐震基準と建築の建築基準があり、土木については
阪神淡路大震災程度の地震が起きたときに耐えられる構造に、建築については
関東大震災程度の地震が起きたときに耐えられるものに補強するものである。耐用年数は50年となっており、今で25年が経過しているが、さらに25年が経過した段階ですぐに建てかえするものではないと考えている。 基本協定の締結については、仙北市で行う業務を代行して事業団に実施してもらうことになる。この業務代行については下水道法にも合致しており、さらには、
田沢湖浄化センターは昭和55年に事業に着手し、その後4回の増設工事を事業団に委託して進めてきていること、さらには、処理場を稼働しながらの再構築となり、全国の事例にも見られるように、多くの自治体でも事業団に委託し、経験が豊富であること。事業団は工事する団体ではなく、設計から入札、完成検査、会計検査までを委託することになる。工事については、建物、土木、機械設備について、それぞれ入札を行うことになり、その入札の時点で競争原理が働くことになる。事業団が発注する段階で、地元の業者、地元の資材を活用する要望書を特記仕様書に明記するような発注の形をとりたいと考えている。 同規模のものを新設するとなれば、最低でも20億円は超えるだろうと言われているとの答弁がありました。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 最後に、国道46号、田沢湖卒田と生保内区間において、ここ7年間で14件、これは1時間以上に及ぶ通行どめが余儀なくされております。国道46号あるいは105号の同盟会に、議会から議長、
産業建設常任委員長も出席し、総会でも早期改良を求めることが承認されております。改めて
産業建設常任委員会の委員全員の発議により、国道46号の早期整備を求める意見書の提出について追加提案させていただいておりますので、御審議いただき、全会一致での御可決賜りますよう切にお願いいたしまして、
産業建設常任委員会の報告といたします。 以上であります。
○議長(佐藤峯夫君)
産業建設常任委員長の報告に対する質疑ありませんか。 19番。
◆19番(高久昭二君) 先ほど、私、
総務文教常任委員会の報告させていただいた者が、
産業建設常任委員長にお聞きするのは甚だ失礼かと思いますが、できるだけ簡潔に、2点について、もし議論なりお話があったとすればお聞きしたいと思います。 1つは、委託先についての協定書を結ぶことについて、競争原理が働かないのではないかというふうな委員の方の御質問、御意見もあったようでありますけれども、この随意契約による協定書を結ぶ委託先について、つまり、仙北市財務規則なり仙北市の
下水道条例と、また、それの規則等の中に、普通であれば、我々は株式会社どこそこ、有限会社どこそことかというふうな、建設会社なり、または商法に基づく登録なさって、そして仙北市にも登録している、そういうふうな業者等を指名して、競争入札なりプロポーザルなり、または
指名競争入札、そして随意契約なり、いろいろなことが入札契約室等で行われておるわけではございますけれども。日本下水道事業団という事業団、つまり当時建設省、国交省がつくった事業団、公務員格になっておるわけですね、職員は。そういうところに対する随意契約できるというふうな規定が、例規集なり財務規則等に網羅されておるものでしょうか、その点。 2つ目は、この前も議案審議でお聞きしましたが、
田沢湖浄化センターに関するところの事項が、この条例、規則等にあるのかないのか、または、そういうことが、説明は市当局からなされたのかなされなかったのかをひとつお答えしていただければ大変ありがたいと思います。どうかよろしくお願い申し上げます。
○議長(佐藤峯夫君) 荒木田委員長。
◆11番(
荒木田俊一君) 例規集につきましては、私、熟読しておりませんので、どこに書いてあるのかは、それはわかりませんし、その説明は受けません。 さきの報告にもあったように、これは仙北市のいわば事務作業を行うのが今回の委託なんです。工事じゃないんです。そこは十分わかってますね、高久議員。4回目の質問ですので。 ですから、いわゆる他に委託できる先が、ここより今ふさわしいところがないということで、ここ1社しかございません。 以上であります。
○議長(佐藤峯夫君) 19番。
◆19番(高久昭二君) 失礼ですが、私、調べました中では、日本下水道事業団に委託しない都市もございます、地方自治体も。そういうところについてはどのようになっているのか、市当局のほうからの説明、または御質問等はなかったものでしょうか。その点だけお願いします。
○議長(佐藤峯夫君) 荒木田委員長。
◆11番(
荒木田俊一君) いわゆる、これまでも仙北市の中の職員には、維持管理のための研修を終わった者はおる。いわば建設、これは議員も知っているとおり、木造とかではなくて鉄骨なわけです。そうすると、いろんな資格、有資格者を必要とする。仙北市でそれだけを抱えてやるような事業が今すぐあるわけでないので、委託したほうが安いという説明を受けてます。 以上です。
○議長(佐藤峯夫君) 質疑を終わります。 これをもって
産業建設常任委員長の報告を終わります。 次に、予算
常任委員長の報告を求めます。 17番、田口喜義君。
◆17番(田口喜義君) おはようございます。 それでは、予算
常任委員会の審査の経過と結果について御報告申し上げます。 皆さん御案内のとおり、本予算
常任委員会が設置されて、本定例会で初めて委員会審査を行いました。本委員会の構成は議長を除く全員でありますので、審査の経過については皆さん御承知のとおりと思いますが、改めて要点のみを御報告させていただきます。 6月15日に本会議において予算
常任委員会に付託されました議案第65号 平成24年度仙北市
一般会計補正予算(第2号)につきまして、同日及び26日の2日間にわたり、田沢湖庁舎第1会議室において審査をいたしました。 出席委員は、15日は17名でありまして、欠席委員は、青柳、藤原、稲田委員であります。 26日の出席委員は19名で、欠席委員は藤原委員であります。 説明のための出席を求めた参与は、門脇市長、
熊谷教育長、
倉橋総務部長、
高橋市民生活部長、高田市民福祉部長、
太田観光商工部長、
佐々木農林部長、
高橋総合産業研究所長、
佐藤建設部長、他関係職員であります。 会議の書記は、議会事務局の
三浦局長補佐、高階係長、藤岡係長、堀川主任を任命いたしております。 15日には、議案質疑の後に、総務文教、市民福祉、産業建設の各
常任委員会を本予算
常任委員会の分科会として設置し、所管する款項目ごとに分担して審査を行っております。 最終日の26日には、各分科会の審査報告、分科会報告に対する質疑、会派質疑の後、討論、採決を行っております。 審査の過程におきまして、3名の委員から、議案第65号 平成24年度
一般会計補正予算(第2号)に対する修正案が提出をされ、原案とあわせて審査を行いました。 修正案の提案理由の内容は、人事案件の正式提案前に、同意ありきともとられる副市長に係る経費を含んだ補正予算の審査には非常に問題がある。したがって、人事案件の正式提案と同時に当該補正予算を提出すべきであるとの理由から、副市長の赴任旅費と住宅の借り上げ料を予備費へ組み替える修正案であります。 この修正案に対しまして、賛成、反対それぞれの立場から、次の討論がありました。 反対討論は、地方自治法第222条第1項は、「地方公共団体の長は、条例その他議会の議決を要すべき案件があらたに予算を伴うものであるときは、必要な予算上の措置が適確に講ぜられる見込みが得られるまでの間は、これを議会に提出してはならない」と定めております。つまり、副市長の選任同意に伴う予算を含む補正予算が議会に提出され、予算措置が講じられる見込みの後に副市長の同意案件を提出しなければ、予算上の措置が的確に講じられる見込みが得られないままの提案となる。ゆえに、副市長の同意案件が提出される前の補正予算に副市長の赴任関係の予算が計上されることは妥当な予算措置と言わなければならない。他の自治体を見ても、県あるいは各省庁から招聘するには、予算を措置することがどこでも1つの儀礼となっているようで、そうしたものまで否決することになると大変非礼に当たるのではないか。以上の理由で、修正案に反対ということでありました。 賛成討論は、反対討論の趣旨もよく理解できますが、そうすれば、なおさら筋道として、副市長の人事に関する予算であるから、当該予算を含めて最終日に提案されてもよかったのではないか。総務文教分科会の報告でも触れておりましたが、同分科会でも同様の議論になったのではないかと察しております。筋道の通らないものは議会として修正または認めるわけにはいかないという立場であります。副市長の人事がよい悪いということではなく、あくまでも、道理が通らないものに対しては議会が修正をするしかないという判断から提出者の趣旨に賛同し、この修正案に賛成をするという討論でありました。 以上の討論の後に、採決の結果、修正案については賛成少数で原案を否と決定をいたしました。 原案であります議案第65号 平成24年度
一般会計補正予算(第2号)につきましては、賛成多数により原案を可とすべきものと決定をいたしました。 以上で、予算
常任委員会の審査の経過と結果について御報告を終わります。 以上であります。
○議長(佐藤峯夫君) 予算
常任委員会は、全員の委員会ですので質疑は省略いたします。 これをもって予算
常任委員長の報告を終わります。 以上をもって各
常任委員長の報告を終わります。 11時10分まで休憩いたします。 (午前10時56分)
-----------------------------------
○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 (午前11時10分)
-----------------------------------
○議長(佐藤峯夫君) これより討論を行います。 日程第1、議案第60号 秋田県
後期高齢者医療広域連合規約の一部変更についての討論を行います。 通告により発言を許します。 19番、高久昭二君。
◆19番(高久昭二君) 議案第60号 秋田県
後期高齢者医療広域連合規約の一部変更について、一言討論をさせていただきます。 このたびの連合会の規約の一部改正は、国の法律の
外国人登録法の廃止に基づく今回の改正ではございますけれども、この
後期高齢者医療制度そのものが、かつて今の民主党政権が前の選挙のときにマニフェストでこれを廃止するということを大いに声を高らかにして有権者の大きな支持を受けて現在に至り、それがうやむやの形でまた継続するというふうなことになっておるわけでございますけれども、仙北市内におきましても、いろんな諸般の事情で年金がかけられなかった方が今現在は無年金者となり、そういう方は普通徴収、直接納めなければならないわけでございますが、いろいろな生活のやりくりしても納めることができないという方も出ており、短期保険証も発行されているというふうに聞いております。75歳以上の方は、ほとんどが病気のある方が、または通院している方が圧倒的に多いわけでございますので、長年、戦前、戦中、戦後、いろんな苦難をしてきて、その中には、仙北市、旧田沢湖、角館、西木のために頑張ってきた方も多数おられるわけでございますので、そういう方々が少しでも安心して老後を送る、そのときにはやっぱり医療も受けられると、そういうふうな方向に向けていくのが、私は民主主義の政治のあるべき姿ではないかと思うわけでございますので、仙北市からも、佐藤峯夫議長がこの委員会等の中に御活躍されておりますし、また、門脇光浩市長も県の市長会なりいろんな会合等でも発言なされる機会もあろうかと思いますので、そういうところをぜひお酌み取りいただき、発言して、全県的な運動を巻き起こして展開していただけることを切にお願い申し上げまして、この今回の議案第60号に賛成するものであります。 以上をもって賛成討論を終わらせていただきます。
○議長(佐藤峯夫君) 19番、高久昭二君の討論を終わります。 日程第2、議案第61号
外国人登録法の廃止及び
住民基本台帳法の一部を改正する法律施行に伴う関係条例の整理に関する条例制定についての討論を行います。 通告により発言を許します。 19番、高久昭二君。
◆19番(高久昭二君) 議案第61号
外国人登録法の廃止及び
住民基本台帳法の一部を改正する法律施行に伴う関係条例の整理に関する条例制定について、一言討論をさせていただきます。 外国人の方々が、国内に入国、そして結婚、就労、または企業活動等を行う方々が非常にふえてございますし、仙北市内においても多数おられるわけでございます。 やはり外国人も日本人とともに同じ人間であり、日本人は外国に行けば当然外国人となってしまうわけでございますので、そういう意味合いから今回の国の法律改正というのは非常に妥当なことであり、また一歩前進したのだと、日本共産党の山下議員も国会の委員会等で質問され、さらにこれらを拡充していただきたいということを要望されてございます。特に今後大きな課題となり得るのは、外国人の方も被選挙権を持っていただき、同じく日本のこれからの発展のため、また、生活福祉の充実のために頑張っていただくということは、非常に大切なことだと思いますので、そういうふうな充実をさらに前に進めていただくことを切に要望いたしまして、本議案第61号に賛成するものであります。 以上をもって討論を終わらせていただきます。
○議長(佐藤峯夫君) 19番、高久昭二君の討論を終わります。 日程第3、議案第62号 仙北市墓地、埋葬等に関する
法律施行条例の制定についてから日程第11、議案第70号 仙北市
公共下水道田沢湖浄化センターの再
構築工事委託に関する基本協定の締結についてまでの各案の討論を一括して行いますが、通告がありませんので、これで討論を終わります。 これをもってすべての討論を終わります。 これより採決を行います。 日程第1、議案第60号 秋田県
後期高齢者医療広域連合規約の一部変更についてから日程第5、議案第64号 仙北市
簡易水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定についてまでの各案を一括して採決いたします。 以上の各案に対する各委員長の報告は、原案を可とするものであります。 お諮りいたします。 以上の各案は、各
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と言う人あり)
○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。 よって、以上の各案は
委員長報告のとおり可決されました。 日程第6、議案第65号 平成24年度仙北市
一般会計補正予算(第2号)を採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本案に対する各
委員長報告は、原案を可とするものであります。 本案は
委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(佐藤峯夫君) 起立多数であります。 よって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。 日程第7、議案第66号 平成24年度仙北市
介護保険特別会計補正予算(第1号)から日程第11、議案第70号 仙北市
公共下水道田沢湖浄化センターの再
構築工事委託に関する基本協定の締結についてまでの各案を一括して採決いたします。 以上の各案に対する各委員長の報告は、原案を可とするものです。 お諮りいたします。 以上の各案は、各委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と言う人あり)
○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。 よって、以上の各案は
委員長報告のとおり可決されました。 日程第12、平成24年請願第1号 非核3原則の法制化を求める意見書の採択についての請願を採決いたします。 本請願に対する委員長の報告は採択です。 お諮りいたします。 本請願は、
委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と言う人あり)
○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認め、本請願は
委員長報告のとおり採択することに決定いたしました。
-----------------------------------
△閉会中の継続調査について
○議長(佐藤峯夫君) 日程第13、閉会中の継続調査についてを議題といたします。
議会運営委員会副委員長からお手元に配付いたしております調査事項について、閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りいたします。
議会運営委員会副委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。 (「異議なし」と言う人あり)
○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。 よって、
議会運営委員会副委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。
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△議案第78号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(佐藤峯夫君) 追加日程第1、議案第78号 仙北市副市長の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 門脇市長。
◎市長(門脇光浩君) 議案第78号 仙北市副市長の選任につき同意を求めることについてであります。 次の者を仙北市副市長に選任をしたいので、地方自治法第162条の規定により、議会の皆様から同意をいただきたいというものであります。 氏名は田邉浩之氏。現住所は千葉県八千代市高津390番地289。生年月日は昭和46年1月21日生まれであります。41歳であります。 平成8年の3月に千葉大学大学院を卒業後、同年4月、農林水産省へ入省された方であります。今日に至るまで、経済企画庁また内閣府などにもお仕事に行っております。現在は、農水省食料産業局食品製造卸売課課長補佐であります。 市の産業振興、また市政全般について、全力を挙げて取り組んでいただける人物と期待をしております。議会の皆様の御同意をどうかよろしくお願い申し上げます。
○議長(佐藤峯夫君) これより質疑を行いますが、質疑ありませんか。 19番。
◆19番(高久昭二君) 二、三点簡単にお尋ねしたいと思います。 追加提案にもございますこの議案第78号のただいま門脇市長から議案説明いただきました田邉浩之氏につきまして、次の4ページのところに職歴等ございますけれども、ずっとこう見ますと、ほとんど食品、食料、流通。それにかかわる給食も含まれるんでしょうけれども。または製造関係、卸売、一貫しているのは、共通しているのは食料関係、食品関係じゃないかなと、言うなれば、その道のエキスパートと、そのために千葉大学院の園芸学科研究科を卒業されてございますし、今現在入省されてから、入省というのは、つまり農林水産省に入省されてから、約15年間お働きになってきている方ではございますけれども、市長も御承知のとおり、副市長となれば、これは一般的なことで絶対そうであらねばならないという法律、規則もないわけですけれども、議会対策、市民のいろんな苦情なり、またはいろんな市民に対する直接対話、そして、なおかつ当然なことですが、仙北市役所は分庁舎方式は当然とっていますので、それの全体の統括といいますか。そして病院なり、企業は別だと言えばそれまでだけども、一応はそこには責任者はおられるんですが、やっぱり目届きもしないといけないと、非常に守備範囲が広く、なおかついろんな分野についても一定程度の基礎知識も精通されておらなければ私はならないのではないかと。そういうことも当然おわかりになっている方だろうとは想像しますが、その点は十分こたえられるというふうに認識されておるものでしょうか。 それから、もう1点お伺いしたいと思います。 この前の、私、
総務文教常任委員会の予算の分科会等の資料も見させてもらいましたが、この中に2款1項1目の一般管理費、科目名称が副市長の住宅借り上げ料の5万円掛ける9カ月の45万円と。とりあえず9カ月ですね、例えば7月に赴任されれば、9、10、11、12、1、2、3、4、5、まずそういうふうなあたりまで予算を組んでおるんですが、この副市長の住宅借り上げというものは、全額市のほうで出されるものでしょうか。というのは、なぜ聞くかといえば、例えば公立角館病院でも同じなんですが、お医者さんの医師住宅、いろんな諸般の事情でどうしてもそこの指定している医師住宅に住めないと、または非常に不都合だという場合は、一般の賃借マンション等、またはアパート等を借りて住まわれておるわけです。これは合併前からもそうなんですよ、旧角館町も。だけども、そのときにも上限を設けまして、それ以上借りたいところがあれば御自分の負担をしていただくというふうなことになっておるんですが、今回はいかがなものでしょうか。 その特に2点についてお聞きしたいと思います。
○議長(佐藤峯夫君) 門脇市長。
◎市長(門脇光浩君) 高久議員の2点の御質問でありますけれども、1点目の、副市長の仕事としては行政全般に向けた基礎的な知識がなければ対応ができないのではないかということを心配されての御質問だったと解釈をしております。田邉氏をお願いする経緯の中で、農林水産省に対し同じような要望をさせていただいておりまして、それに十分満たすことができる人物として、田邉氏と知り合うことができたというふうに御理解いただきたいというふうに思います。 2点目の赴任の手当の関係でありますけれども、詳しく内容を私も存じ上げてない部分がありますので、総務部長より説明をしていただきますのでお願いします。
○議長(佐藤峯夫君)
倉橋総務部長。
◎総務部長(倉橋典夫君) 2点目の御質問にお答えいたします。 今回予算に計上されたのは、赴任手当に関する部分と住宅の借り上げの部分でございます。 赴任手当は、条例等で定めた額を予算にお願いしたものでございます。 住宅につきましては、分科会の際の質疑でもお答えいたしましたけれども、仙北市として初めて国家公務員の方をお迎えするということで、副市長については住宅手当がございませんので、住居借り上げ料として、市として対応しなければならないという判断で今回予算化したものでございます。それで、上限をまず5万円として予算に計上させていただいております。ただ、御同意いただければ、当面、田邉氏は単身赴任を1カ月ぐらいされるということですので、当座の住宅については下宿をやっているところを予定しております。その借り上げ料については予算からお支払いしたいと思いますけれども、食費等については御本人の負担になろうかというふうに思っております。また、その後も何件か見ていただきまして、御家族で住まわれる住宅を決めていただくことになりますけれども、当然5万円すべて出すということではなくて、借り上げ料に応じて予算の中からお支払いしたい。 また、初めてのケースでございますので、何らかの要綱、規則なりをつくった上で田邉さんとも協議させていただいて、適正な形で支出したいと考えています。
○議長(佐藤峯夫君) 19番。
◆19番(高久昭二君) 最初の1点目は大変甚だ失礼かとはもちろん思いましたけれども、私は聞きたいのは、いろんなことも経験なさって、国のほうでですよ、地方自治体じゃなくて、する方だとはもちろん思うんですが、つまり生活圏が完全に違うわけですね。都市部、向こうは都会、俗な言葉で言えば都会、こっちは地方、田舎、そういう点での、方言とか言葉がどうのこうのじゃなくて、さっきも言ったとおり、好むと好まざるとにかかわらず、副市長になられれば、市長が長期出張なりいろんな事情で席をあける、不在のときは、市長にかわっていろんな采配を振るい、または部課長にいろいろな指示を出さなければならない。そういうふうなことを多少なりとも経験なさったことがあるのかないのか。 本で読めばわかるとか、例えば条例、規則で読めばわかるといえばそれまでだけども、やはりそれは多少時間をかけなければならないのではないかなと、1年なり、場合によっては2年なり。どんな優秀な方であっても、やむにやまれず、やっぱりそういうことは出てくるんじゃないかなと思うんですが、そういう御心配はないというふうに市長の答弁で理解してよろしいんでしょうか。 2点目については、
倉橋総務部長、ただいまおっしゃったことは非常に問題があることです。前回の石山副市長はどうなさったんですか。御自分で払っておられたんじゃないんですか、アパート代は、自費で。給料はもちろんいただいてますよ、当然、副市長としての決められた報酬。が、しかし、その中から出しているのと、今回、相手は国、国家公務員だから礼を失しないようにというのは、中央集権的な今の民主主義社会ではあまり通用しない考えじゃないでしょうか。お上から来る方には失礼のないように、阻喪のないようにというふうなやり方というのは、私は非常に古い考え、または今の時代にはマッチしない。仙北市のためにもならないのじゃないかなと思うんですが、これからそういうふうな規則なり何なりをつくるというふうなことは、前例をつくってしまうことなんですよ。今度、例えば次に県からなり派遣してくるときも、やっぱり同じくしないといけない。国からだからこうだとか、県からだったらこれくらいでいいとか、そういうことには私はならないのではないかと思うんで、こういうふうな予算の組み方自体も私はおかしいのではないかと思うんですが、その点も含めていかがなものでしょうか。
○議長(佐藤峯夫君) 門脇市長。
◎市長(門脇光浩君) 1点目の御質問でありますけれども、十分にその任を果たしていただける人物というふうに私は評価をしております。皆様からも御指導をいただかなければいけない場面はたくさんあるかと思いますけれども、そういう人物だということで皆さんにお願いをしているものであります。 2点目の、総務部長に後で補足の説明をさせますけれども、国から来る人間だとか県から来る人間だからとか、そういう中央集権だとか、そういうような思いはありません。仙北市に居住する副市長であれば自宅があって通勤もできるということであると思いますけれども、外部からお願いして仙北市で働いてもらうという場合には、今まで外部から副市長をお願いしたときに、その部分が欠落していたのではないかという反省を私はさせていただいたということであります。 同じ質問で、総務部長から補足をさせます。
○議長(佐藤峯夫君)
倉橋総務部長。
◎総務部長(倉橋典夫君) 先ほどもお答えいたしましたけれども、副市長に対しては住宅手当の支給がございません。もちろん勤勉手当もございません。そうした中で、現職の公務員が来た場合は、やっぱりそれなりの配慮をしなければならないというふうに判断したものでございます。したがいまして、石山前副市長は退職されてから来た方ですので、現職の方ではございませんので、ちょっと今回のケースとは違うと思います。仙北市になってからは、東海林副市長の際、本来であればそういう配慮がとられなければならかったのではないかというふうに思っております。
○議長(佐藤峯夫君) 19番。
◆19番(高久昭二君) そうであればですよ、何で今回予算を組むに当たって、提示するに当たって、一部そういう欠落しているというふうに市当局、市長も含め御判断をするんだったら、そういう規則なりそういうのを新たに設けて、議会に提案して説明するなりして予算を計上しないと、やっぱりここは地方公共団体ですから、民間の会社だったらどうでもいいかもしれませんけれども、やっぱりちょっとおかしいんじゃないですか、そういうやり方は、泥縄式なやり方は。その点いかがものでしょうか。
○議長(佐藤峯夫君)
倉橋総務部長。
◎総務部長(倉橋典夫君) 今回の議案が同意されましたらきちんとした形で対応しますので、よろしく御理解いただきたいと思います。
○議長(佐藤峯夫君) これで質疑を終わります。 ただいま議題となっております議案第78号 仙北市副市長の選任につき同意を求めることについては、会議規則第39条第3項の規定により委員会への付託を省略し、討論を打ち切りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と言う人あり)
○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第78号 仙北市副市長の選任につき同意を求めることについては、委員会への付託を省略し、討論を打ち切ることに決定いたしました。 これより、議案第78号 仙北市副市長の選任につき同意を求めることについてを採決いたします。 本案の採決は無記名投票により行います。 投票準備のため暫時休憩いたします。 (午前11時36分)
-----------------------------------
○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 (午前11時37分)
-----------------------------------
○議長(佐藤峯夫君) 議場の閉鎖を命じます。 (議場閉鎖)
○議長(佐藤峯夫君) ただいまの出席議員は議長を除き19人であります。 会議規則第32条第2項の規定により立会人を指名いたします。 3番、門脇民夫君、4番、平岡裕子さんの2名を指名いたします。 投票箱を改めます。立会人の方は投票箱の点検を願います。 (投票箱点検)
○議長(佐藤峯夫君) 異常なしと認めます。 念のため申し上げます。本案を可とする方は「賛成」、否とする方は「反対」と記載してください。 なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は、会議規則第75条第2項の規定により否とみなします。 投票用紙の配付漏れは名簿対照により確認いたします。 点呼を命じます。 (点呼・投票)
○議長(佐藤峯夫君) 投票漏れはありませんか。 (「なし」と言う人あり)
○議長(佐藤峯夫君) 投票漏れはなしと認めます。 投票を終了いたします。 これより開票を行いますので、立会人の方は開票の立ち会いをお願いいたします。 (開票)
○議長(佐藤峯夫君) それでは投票の結果を発表いたします。 投票総数19票。 そのうち 有効投票 19票 無効投票 0票 有効投票のうち 賛成 13票 反対 6票 以上のとおり賛成が多数であります。 よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。 以上で議場の閉鎖を解きます。 (議場開鎖)
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△
議員提出議案第5号~
議員提出議案第7号の上程、採決
○議長(佐藤峯夫君) 追加日程第2、
議員提出議案第5号 意見書の提出についてから追加日程第4、
議員提出議案第7号 意見書の提出についてまでの各案を一括して議題といたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております意見書の提出については、総務文教常任委員、市民福祉常任委員及び産業建設常任委員の発議であり、提案者の説明を省略し、質疑、討論を打ち切り、直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と言う人あり)
○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認め、直ちに採決することに決定いたしました。 追加日程第2、
議員提出議案第5号 意見書の提出についてから追加日程第4、
議員提出議案第7号 意見書の提出についてまでの各案を一括して採決いたします。 以上の各案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と言う人あり)
○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。 よって、以上の各案は原案のとおり可決されました。
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△
議会改革推進協議会設置について
○議長(佐藤峯夫君) 本会議冒頭、
議会運営委員会副委員長の報告のとおり、議長並びに副議長に一任されました
議会改革推進協議会を皆さんと協議いたしますが、それに先立ち、
議会運営委員会副委員長の報告のとおり、7名で構成する
議会改革推進協議会を設置することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と言う人あり)
○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。
議会改革推進協議会を設置することに決定いたしました。 ここで
議会改革推進協議会の委員を指名いたします。 委員名簿を配付いたします。
議会改革推進協議会の委員は、ただいま配付いたしました名簿のとおり指名いたします。 座長及び副座長の互選のため暫時休憩いたします。 (午前11時50分)
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○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 (午前11時54分)
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○議長(佐藤峯夫君) 座長に8番、佐藤直樹君、副座長に2番熊谷一夫君、以上のとおり互選されました。
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△議会運営委員長辞任の件について
○議長(佐藤峯夫君) 以上をもって本定例会の日程は全部終了いたしました。 藤原助一議会運営委員長より、議会運営委員長を辞任したい旨の願いが副委員長あてに提出されております。この取り扱いを協議するため、門脇民夫副委員長より
議会運営委員会開催の要請がありますので、
議会運営委員会開催のため暫時休憩いたします。 (午前11時55分)
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○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 (午後0時14分)
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○議長(佐藤峯夫君)
議会運営委員会副委員長の報告を求めます。 3番。
◆3番(門脇民夫君) お待たせいたしました。
議会運営委員会を先ほど第4、第5会議室において開催いたしましたので、その経過と結果について御報告いたします。 出席議員は6名であります。書記には、
三浦局長補佐、藤岡係長を任命し、職務のため布谷
議会事務局長が出席しました。 議会運営委員長会では、藤原議会運営委員長より提出された辞任願の取り扱いについて協議し、
藤原委員長の辞任を許可することに決定いたしました。 次に、委員長の互選を行い、新たな議会運営委員長には
小田嶋委員とすることに決定いたしました。 以上、
議会運営委員会の報告といたします。
○議長(佐藤峯夫君) ただいまの議会運営副委員長の報告のとおり、藤原助一委員長の辞任が許可され、新たに10番、小田嶋 忠君が議会運営委員長に互選されました。
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△市長あいさつ
○議長(佐藤峯夫君) 市長から発言要請がありますので、これを許可いたします。 門脇市長。
◎市長(門脇光浩君) 6月4日開会の平成24年第3回仙北市議会定例会の閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。 本定例会に提案した議案等及び本日追加提案した案件等、多数の議案につきまして、活発かつ慎重な御審議を賜り、すべての議案について御可決、御承認をいただくことができました。まことにありがとうございました。 初めに、副市長の就任についてでありますが、先ほどは副市長の選任について御同意をいただき、本当にありがとうございます。 田邉浩之氏は、7月1日から副市長に就任していただくことにしたいと思います。議会の皆様からも御指導、御鞭撻を賜ることができますようにどうかよろしくお願い申し上げます。 次に、台北市政府産業発展局の来訪についてであります。 7月22日から25日までの日程で、台北市政府産業発展局の一行が表敬訪問で仙北市を訪れるとの連絡が入っております。訪問団は、産業発展局の林萬發副局長を団長とする15名で、意見交換会や玉川温泉の視察等も予定をされております。7月23日には歓迎夕食会を催すことにしており、議会の皆様にも御案内を申し上げる予定であります。ぜひ御出席をいただきますようお願い申し上げます。 次に、クニマスについてです。 山梨県は、6月26日、富士河口湖町の西湖で捕獲したクニマスと見られる魚8匹について、DNA鑑定によりクニマスと確認したと発表をしました。これにより人工授精により誕生した稚魚約300匹が正真正銘のクニマスの稚魚であることが確定されました。大変喜ばしいことであり、クニマス里帰りプロジェクトにも弾みがつくものと期待をしています。 次に、山菜取り遭難者の捜索についてです。 県内各地でタケノコ等山菜取りによる遭難事故が多発しています。仙北市内では、警察へ遭難願いが出されるなど確認できる事案は現在6件となっています。そのうち、警察署の捜索救助要請などにより仙北市遭難対策委員会が行動隊を出動させたのは4件でした。行動隊は11日間、延べ92名が出動をしています。現在のところ、残念ながら、仙北市、大仙市、三郷町、
秋田市の方それぞれ1名、計4名の方がまだ発見されておりません。ことしは天候不順が続いたことからタケノコが不良と言われ、例年より山奥に入る傾向があると伺っております。今後も関係各機関、団体と連携し、遭難事故等の未然防止に努めていきます。なお、普通共有林野の料金徴収は6月24日で終了をしました。入山者数は3,175人で、昨年に比べ1,040人少なくなっています。 次に、赤川都市下水路の安全対策についてです。6月23日の夕方、角館町勝楽地内の赤川都市下水路で3歳児が死亡するという痛ましい事故が発生をしました。心からお悔やみを申し上げます。市としても住宅地周辺の空き地となっている箇所への防護柵の設置等を早急に行い、安全確保に努めていきます。 次に、保育園・幼稚園の在り方検討会についてです。 市立保育園、幼稚園が抱える諸課題と将来にわたるあるべき姿について検討する仙北市立保育園・幼稚園の在り方検討委員会の赤上マツ委員長より6月25日に提言書をいただきました。学識経験者、各園長、保護者、子育て支援団体など13名の委員により、昨年9月の設置から5回にわたり協議をいただき、6回目の委員会で意見をまとめていただきました。お忙しい中、協議を重ねていただき感謝を申し上げます。要約した提言書を議員の皆様へ配付をしております。この貴重な提言を今後の政策に反映し、スピード感を持って取り組んでいきます。 次に、田沢湖歯科診療所の歯科医師についてであります。 田沢湖歯科診療所の歯科医師募集に対して1名の応募があり、面談の結果、採用に向けて進めることにしました。医師は、福島県出身の赤間正欣先生、33歳であります。現在の所長からの引き継ぎとして6月25日から臨時の歯科医師として勤務をいただいております。スムーズな運営を図るため、2、3カ月の引き継ぎ期間を経てから後任の歯科医師として採用を予定します。 また、角館総合病院には小児科の常勤医として東京女子医科大学八千代医療センターから前田泰宏先生、33歳でありますが、7月1日より着任することが確定しました。今後も医師確保に最善を尽くします。 次に、種苗交換会の招致についてであります。 平成25年度の種苗交換会の招致について推進室で準備を進めています。現在、関係機関と基本的な事項について打ち合わせを行っている段階ですが、生保内市民体育館、仙北市民会館周辺をメイン会場として、市内各所で行事が開催できるような会場配置を検討しています。今後、JA中央会等に対し本市での開催について協議をすることになりますが、大仙市、美郷町にも協力をお願いしたいと考えています。また、JA秋田おばことの調整や開催経費の負担等について、事務的な手続きが必要になってくることから、専任の任期つき職員の任用も考えています。議会の皆様にも特段の御支援をいただきますようよろしくお願い申し上げます。 次に、水沢地区でのパークゴルフ場整備構想についてです。 6月6日に開催された生保内財産区管理会協議会において、NPO法人田沢湖地域活性化協議会より、田沢湖高原水沢地区の生保内財産区有地でのパークゴルフ場整備構想が提案をされています。当該地は、旧清眺苑跡地を含むおおよそ10ヘクタールで、NPOでは、北海道を発祥の地として近年全国的にプレー人口がふえているパークゴルフで田沢湖高原一帯の活性化を図ろうと計画をしたものです。今後、生保内財産区では先進地の視察を行うこととしており、市としても調査検討のため参加をすることにしております。 次に、選挙公営制度についてであります。 選挙公営制度について合併後の課題となっていましたが、選挙管理委員会において調査検討した調査報告書が1月に提出をされ、その後、制度の導入に向けて具体的な検討を行っています。今後、条例の制定や運用面での課題について議会の皆様との協議が必要と考えております。制度の概要について説明の機会を持ちたいと思いますので、御配慮をいただきますようによろしくお願い申し上げます。 以上、御報告を申し上げました。 議会の皆様、市民の皆様方の一層の御指導、御助言をお願いし、閉会のあいさつといたします。ありがとうございました。
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△閉会の宣告
○議長(佐藤峯夫君) これをもちまして、平成24年第3回仙北市議会定例会を閉会いたします。 以上会議のてん末を記載し、地方自治法第123条第2項の規定により署名する。 平成 年 月 日 仙北市議会議長 仙北市議会議員 仙北市議会議員 仙北市議会議員...